こんにちは!イヨです!
スケートを始めたら、できるようになりたいこととしてフォアクロスがあると思います。
スケートを始めたばかりだと、足をクロスするなんてできるわけないと思います。
スケートを始めたばかりですぐにできる技ではありません。
絶対にできません!
なので、すぐにできなくても落ち込む必要はありません。
フォアクロスができるようになるまでに段階を踏む必要があります。
フォアクロスができるようにするコツを解説します。
フォアクロスをする前に!
スケートを始めてからフォアクロスの練習に入る前に前提としてできるようにしたいことがあります。
片足で滑るようにする
すべての技にも言えることですが、まず片足で滑るようにすればフォアクロスだけでなくいろいろな技ができるようになります。
初めは怖いと思いますし、なかなか片足で長い間滑ることは難しいと思います。
私が片足で安定して、長い間滑れるようになったコツを解説します。
下図のように頭、膝、つま先を直線にして、膝を曲げて滑ることを意識して練習する。
下を向かずに前を向く。上半身の力を抜く。
もちろん意識したらすぐ片足だけで、滑れるようになりません。
練習が必要です。
片足で長く滑れるようになったら、やっとフォアクロスの練習に入りましょう!
フォアクロスのコツ
フォアクロスのコツを解説します。
①フォアクロスの原理を理解する
②体を傾けてインエッジ、アウトエッジに片足で乗れるようにする
③足を入れるときはつま先から入れると楽
④足を入れるのは滑っている足の直線上
⑤膝をしっかり曲げる
⑥フリーレッグは横に伸ばしきる
⑦まずは両足をつけた状態でクロスできるようにする
①フォアクロスの原理を理解する
まずはフォアクロスの原理を理解しましょう。
YouTubeやInstagramなどの動画を観れるアプリで『フォアクロス、スケート』などで調べて、フォアクロスの動きを理解しましょう。
反時計周りの場合は右足で氷を蹴って左足のアウトエッジで滑る。➡右足をクロスして左足を(縦ではなく)横に蹴って右足のインエッジで滑るを繰り返す。
②体を傾けてインエッジ、アウトエッジに片足で乗れるようにする
フォアクロスの原理をみていただいた通り、体を傾けてインエッジ、アウトエッジに片足で乗れるようにする必要があります。
インエッジに乗ることは割と早く習得できるかと思いますが、アウトエッジに乗るのは結構難易度が高いです。
アウトエッジに乗るにはまずはフラットで乗れるように練習しましょう。
フラットに乗れるようになったら、足首を曲げるのではなく体を傾けてフラットからアウトエッジに乗れるようにする必要があります。
続いて、初めからアウトエッジに乗れるようにします。
アウトエッジで氷をちゃんととらえていないとエッジが滑って上手くフォアクロスができません。
③足を入れるときはつま先から入れると楽
左足を跨ぐこともできますし、下図のようにつま先から入れると楽です。
跨ぐとバランスを取りずらく、見た目も悪いので楽なつま先からフリーレックを入れることを意識しましょう。
跨ぐイメージを最初は持っていたと思いますが、つま先から入れる方が楽ですし、わざわざ難易度を上げる必要はありません。
④足を入れるのは滑っている足の直線上
足を入れるのは滑っている足の直線上です。
イメージでは以下の不正解のように足が離れていて、クロスしているイメージがあると思いますが、
実際は左足のつま先の前に右足を初めに入れます。
不正解のように足が離れているイメージがあるのは初めは左足のつま先の前に右足を入れますが、そのあとに左足で横に氷を蹴った時に左足を伸ばすのでその時点では左足と右足が離れてクロスされている状態になります。
最終的には下図の不正解の形になりますが、最初は右足は左足の直線上になります。
こちらの方が難易度も低く、左足で蹴ることができる距離が伸びます。
③の『足を入れるときはつま先から入れると楽』でも説明した通り、正しいやり方を理解していなく、自らフォアクロスの難易度を高くしていることもありますので気をつけましょう。
足を入れる場所の正解
足を入れる場所の不正解
⑤膝をしっかり曲げる
これは安定して滑るための基本ですので、言わなくてもいいのですが、再度言います。
膝をしっかり曲げることでふらつきが無くなり、重心が低くすることができて、安定して滑ることができます。
⑥フリーレッグは横に伸ばしきる
フリーレッグは縦に蹴るのではなく、横に蹴ります。
反時計回りの場合は左足を横に蹴って押し出し、右足のインエッジで滑ります。
⑦まずは両足をつけた状態でクロスできるようにする
いきなり足を上げてクロスをするのが難しい時は、右足だけの片足スネークをしながらクロスする両足をずっとつけたまま円を描く練習をしましょう。
これも意外と難しいです。
これができるようになったら、徐々に足を上げてステップを加えてフォアクロスをできるようにしましょう。、
備考
フォアクロスを練習するときの効率化、練習方法
普段の滑走は以下の白い箇所を反時計回りに周っているかと思います。
フォアクロスを練習するときの効率化として、スケート場の赤い箇所に円を描いて練習できる箇所があります。
赤い箇所で練習するのは目立つし上級者だけかと感じている人もいるかと思いますが、周りの目は気にせず赤い箇所で練習しましょう。
円を描いてスケートの練習するのは、赤い箇所くらいしかありません。
フォアクロスを滑る時に他に意識することとしては、足を速くクロスするのではなく、一歩一歩に長く乗れるようにしましょう。
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