チェスの棋譜(スコア)の読み方を解説します。
駒の表記
駒の名前 | K king | Q queen | R rook | B bishop | N knight | (P) pawn |
棋譜(スコア)の表記 | K | Q | R | B | N | 記載なし |
移動先の名前
縦に1~8の数字が並べられています。
横にa~hのアルファベットが並べられています。
例として以下の赤い➡の箇所に駒が移動した場合はf5と記載します。
アルファベットの方が先に記載されます。
駒が移動した時の記載例
クイーンがf5に移動した時はQf5と記載します。
Qはクイーンのことで、f5に移動したことを表します。
記載順としては駒の名前+移動した箇所で記載します。
ポーンがf5に移動した時、ポーンは記載しないのでf5とだけ載します。
相手の駒をポーンで取った場合
以下のように白ポーンでe5の黒ポーンを取った時は、fe5と記載します。
f列から取った先のe5を記載します。
なので、移動元の列+移動先のマスで記載します。
相手の駒をポーン以外で取った場合
以下のようにクイーンでe5の黒ポーンを取った時は、Qxe5と記載します。
攻撃する駒の名前+x+移動先のマスで記載します。
チェック・チェックメイト
チェックの場合は棋譜の末尾に「+」を付けます。
例:Qe5+
チェックメイトの場合は棋譜の末尾に「#」を付けます。
例:Qe5#
キャスリング
キャスリングの動きとして、2種類あります。
キングサイドキャスリングとクイーンサイドキャスリングの2種類あります。
キャスリングの説明は以下の記事をご確認ください。
チェス:キャスリングとは何かを簡単に解説! – イヨの趣味ブログ (iyoppiblog0192.com)
キングサイドキャスリングは「0-0」と表記します。
クイーンサイドキャスリングは「0-0-0」と表記します。
ポーンのプロモーション
「移動する先のマス」+「=」+「プロモーション(昇格)する駒名」で表記します。
以下はポーンをg8に移動して、クイーンにプロモーションするときの例です。
この場合はg8=Qと記載します。
ゲームのエンド
ゲームのエンドは、チェックメイトならば「#」が付きます。
降参や引き分けで終わったときは、以下のように記載します。
白が勝ったときは「1-0」と最後に記入します。
黒が勝ったときは「0-1」と最後に記入します。
引き分けだったときは「1/2-1/2」と最後に記入します。
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